クレジットカード利用の豆知識

多機能一体型カード

電子マネー、キャッシュカード、ポイントカードなど、最近は1枚のクレジットカードに様々な機能が搭載された一体型カードが多く発行されています。

メリットは言うまでもなく、財布の中身を軽くできること。また、搭載されている機能を使う際は優遇されることも多い。
すべてに当てはまるわけではありませんが、電子マネーならチャージの際にポイントが貯まる、キャッシュカードならATM手数料が優遇される、ポイントカードなら通常より多くのポイントが貯まるなどです。

ただし、本当に機能が一体となっただけで、何のメリットもないカードもあるので本当に持つべきメリットがあるかは、事前にしっかり調べておきましょう。

デメリットは一体型になっているがゆえに、紛失したときに全てを失ってしまうこと。特にキャッシュカードが一体型だと、預金も引き出せなくなりますし、カード払いもできなくなるので、サブの銀行やカードを用意しておかないと面倒なことになってしまいますよ。
なくしても困ることがないように、準備だけはしっかりしておきましょう。

カードは何枚もつのが正解

オススメはメインで使うカード1枚と、特定の分野で力を発揮するサブカードを2~3枚。しかし、最適な枚数は人それぞれ出、ポイントが分散しすぎて使いきれなくなったり、年会費の払い損のような状況にならなければ、管理できる限り何枚もってもいいでしょう。
それぞれのカードの役割さえしっかり分担できていれば、10枚持ったとしても問題ありません。
中には入会キャンペーンでもらえるポイントや金券だけを目当てにカードをつくる人もいます。

ただし、1枚持ちはNG。なんらかの理由でそのカードが使えなくなってしまった場合、他にカード払いできるものがなくなってしまうからです。なくしてしまうこともあれば、磁気ストライプが壊れて端末が読み込めなくなってしまうこともあります。
また、カード番号の流出など不慮の事故に襲われてしまった時なども使えなくなってしまいます。

また、VisaやMasterCardならだいたいどこでも使えますが、それ以外の国際ブランドは場所によっては使えない店も多い。
JCBも国内や日本人観光客が多い地域なら安心ですが、ちょっとマイナーな国にいくなら心もとない。
国際ブランドも分散させておきましょう。

家族カードで実質半額

カードの実質的な年会費を最も簡単に安くする方法が家族カードを作ること。家族カードを作れるのは原則として生計を同一にする配偶者、子供(18歳以上)、両親で、カードによっては支払い口座を分けられる場合もあります。

どのカードも本会員より安い年会費で作ることができ、ゴールドカードなら1名までは無料で作れることも多い。
高い年会費が実質半額になると考えればメリットは大きいでしょう。

家族カードの付帯サービスは基本的に本会員と同一。特に付帯保険が充実しているカードなら、たとえ買い物に利用しなかったとしても持つ価値はあるでしょう。
ただし、ものによっては本会員しか利用できない特典もあるので、目当てのサービスがある場合は事前にしっかり確認しましょう。

入会前はポイントサイトをチェック

カード会社が運営していない、独立系のポイントモールをやアフィリエイトサイトは、サイトを経由してカードを申込み・発行するだけでポイントがもらえます。
すべてのカードが対象になっているわけではありませんが、新しいカードを作る際は、一度作りたいカードが対象となっているか探してみましょう。
特に年会費の高いカードでは、数万円のポイントがもらうことができる場合もあります。

ちなみに、ネット通販大手のアマゾンでも、入会キャンペーンが行われており、「クレジットカード入会」などで検索すると、キャンペーンを行っているカードが出てくるので、アマゾンユーザーは一度チェックしてみるといい。

また、街ナカで行われているキャンペーンも以外と見逃せません。
たとえば、ショッピングモールが発行・提携しているようなカードなら、その場でりようできる割引券がもらえたりするケースも多い。

国際線が発着する空港でも、航空系カードや、アメリカン・エキスプレスなどT&Eに強いカードがキャンペーンを頻繁に行っています。海外旅行に行く時は、早めに空港に行って特典内容を確かめてみては?

退会をちらつかせば年会費が安くなる?

ゴールドカードのように年会費の高いカードでは、退会を申し出ると「次の年会費をタダにするからもう1年使ってください】とか「○ヶ月間ポイントを2倍にしますから」などといって引きとめられる例も多いと聞きます。
それなりに優良な会員でない限り、こうしたことにはなりませんが、もしカードの乗り換えを検討しているようなら、一度試してみる価値はありそう。

ただし、もちろん引き留められないケースもありますし、話のながれでそのまま退会せざるをえなくなる場合も低くありません。
もし、チェレンジする場合は、そのリスクをしっかり踏まえて電話しましょう。

リボ手数料をギリギリ発生させる

リボ払いの手数料はカード会社にとって大切な収益源。そのため、リボ払い利用者に年会費やポイントの優遇を行っているカードは少なくありません。

当然リボ払いをすれば、手数料が発生しますが、一部のカードユーザーは、この手数料を最小限に抑えるように支払額を調節して、手数料以上のメリットを発生させています。
ただし、毎月わざわざ調節するのはそれなりにめんどうくさいし、うっかり調節を忘れて多くの手数料が発生することも。

また、請求に計上されるカードの利用日は、加盟店がカード会社に売上げを処理した日で、実際に利用した日とは異なる場合があるので、調節に失敗するリスクもあります。

年会費の優遇は年に1回のリボ払いでOKの場合も多いので、あまり深追いせず、お試し感覚でリボ払いを使ってみるのもいいでしょう。

特定日5%オフは本当におトク?

スーパーやデパートの提携カードに多いのが、「○日は5%オフ」の特典。
普通のクレジットカードは還元率が1%あれば優秀なほうなので、5%の破壊力は抜群!

しかし、特定された日に利用するのは、実際カードを持ってみると意外と難しい。
特にサラリーマンやOLなどは、優待日が平日になると利用できないなんてことも多いでしょう。

週末が休みの仕事をしている人なら、割引率は少なくても利用できる日が多かったり、毎週日曜など特定の曜日に優待を受けられるカードのほうが使いやすい。
5%オフにつられてカードを作るなら、その利用日は現実的かどうか考えてから申込みましょう。

旅行傷害保険は一番金額の高いカードだけ

クレジットカードの大きなうりの一つである旅行傷害保険。特に、保有しているだけで適用される自動付帯之カードは魅力的ですがもし補償を受けるようなシーンになった場合、たとえ自動付帯之カードを複数枚持っていたとしても、適用されるのは補償金額が最も高い1枚だけ。

1億円の保険を受けられるカードが2枚あったとしても、2億円にはならないのです。
ですから、自動付帯を持ったカードは1枚あれば充分。

どのカードを保険用に使うか、あらかじめ決めておくようにしましょう。
ちなみにカード以外の保険の契約がある場合、実際の損害額を上限に合算されます。

1円も使わずにポイントを獲得できる?

ネットショッピングの際に軽油するだけで、利用額の数%分がポイント還元されるサービスですが、カード会社が運営しているポイントモールの中には、毎日検索したり、ゲームに参加するだけでポイントを付与してくれるものも。

検索で得られるポイントはだいたい1日1円程度ですが、年間では365円相当、還元率0.5%のカードなら7万3000円利用したことと同じになります。

また、「楽天カード」はサイト内の広告をクリックするだけで、月に30ポイント程度を獲得できる「クリックしてポイント!」のサービスもあります。

ネットの不正利用に強いカードは?

ネットでの不正利用が心配で「ネットで安心!」などのキャッチコピーに惹かれてクレジットカードを作った人もいるでしょうが基本的にどのカード会社も不正利用に対しては、届出日から一定の期間内の損害をすべて補償してくれます。

むしろ、「ネットで安心!」ばかりを大きなウリにしてカードの宣伝をしているような場合は、他にアピールすることがないカードだと思ってもほぼ間違いではありません。

基本的にネットでのカード番号の流出などは、カード会社というよりショップ側に原因があります。
心配な人はネット利用専用のカードを作ったり、バーチャルカードを利用しましょう。